尾鱗色 ジャイミル解体新書
2017年06月 / 05月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫07月

おとく、かも知れない、こうこくなんだよ!

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2010.07.29 (Thu)

ジャイミル解体新書

PCがすっごく重い今日この頃。
操作性に凄まじいまでのストレスを抱えつつ更新なのです(泣)


ジャイミルの自家繁殖がようやく軌道に乗ってきたので、そろそろまとめ時かな・・・と。
すなわち我が家流の飼育術と私が経験で知った意外な生態、ネット上の知識とを合わせて
ジャイミル・・・すなわち商品名ジャイアントミルワーム・・・正式和名ツヤケシオオゴミムシダマシをご紹介したいと思います。



ネットでも少なからず自家繁殖の話を聞きますが、事細かに・・・というとなかなか無い・・・というかネット上では省かれていた?というより恐らくは、細かく観察する人がいなかったというのが主な原因でしょうけれど、意外と結構な発見がありました。
私は他の人のブログやHPなどの飼育日誌や繁殖日誌が好きなのでいざ調べるとなると、好きということもあってそれなりに調べまくるわけなのですが・・・
そんな私ですら知らなかった、今回の飼育で会得(?)した経験も交えた話ですからジャイミルの飼育、繁殖に挑戦する人は是非とも見ていただきたい今日の記事です。

ジャイミル解体新書 一章 「買う」
ジャイミルは大きい生餌でストックが楽ということでそれなりの安値で手に入ります。
まずは買いましょう。
そこそこの大きさの上、いざとなればはさみ等で切れ込みを入れて人工飼料などを詰めれば結構な良餌となります。意外にも卵から生まれた直後はとても小さく、五ミリほど。ミルワームの生まれたてとたいした違いは無かったりします。イトミミズ並みです。ヤドクガエルの上陸後の餌にも使えると思われます。(栄養価的には副食にしかなりえませんけれど)

とにかく買ってすぐのジャイミルの場合、餌食いが悪いときがあります。これは終齢幼虫となり蛹の前段階に近いからと思われますね。普通のジャイミルの場合、体長相応の食欲を発揮します。
逆を言えば、「結構な大きさになって、餌食いが以前に比べて落ちた」と感じたら隔離時です。なぜ隔離するかは下記の二章にて。
ちなみに餌はスティックやタブレット状の人工飼料に水を含ませたものだけで十分です。野菜などはあげる必要が無いです。
餌昆虫の自家繁殖も趣味の一部としてる私としては、農薬の危険や衛生上の観点から野菜はめったにつかいません。特別あげるほど栄養価がいい野菜ってのも限られますし。これはコオロギやミルワームにも言える事だと思います。とくにコオロギは糞をところかまわずするので野菜の水分と糞が混じって大変なことになりますねww

二章 「ストックと蛹化」

まずはじめに買ったときについてきたふすまは取り除きましょう。
邪魔ですwwダニがうざかったり、死にそうな個体、死んでる個体がいたりと・・・点検がてら入れ替えます。
そして、一章にあるとおり食欲が微妙・・・という個体からバンバン隔離していきましょう。
隔離しないと蛹化をしないという習性を持っています。(餌食いが悪い個体はもう蛹になれる状態なのに周りにうじゃうじゃ仲間がいてうかつに蛹になれないという・・・ジレンマ状態だからと思われます。)
隔離したあとは一応餌は入れておき、食べ具合から抜いたり、ちょっとだけやったりと判断できます。あまり食べない場合ほっておいて大丈夫な場合が多いです。

しばらく経つと丸まって動かない状態になります。これは前蛹(ぜんよう)といって、イモムシタイプの昆虫がほぼ全てにおいて成る状態です。蛹になるための準備期間でもあります。
前蛹状態で一週間ほど経つと立派な蛹となります。
これを餌にしちゃうことも出来ますが・・・繁殖を目指すなら残すのは言うまでもないですよね。

三章 「成虫の特徴」
この項が一番見て欲しいところなんです。
ぴくちゃぁ 346
まず縄張り争いをします。
それも殺しかねないほどの。
雌雄の見分け方はまだ研究中ですが時にはメスも襲うようです。
この縄張り争いが凄まじいものでして、その大あごで相手を噛み切らんとするのですよ。
多分、大量に成虫を入れまくるか、広くする、ワンペアのみ、あたりの手段で回避できますが少ない数で狭いと・・・弱いオス(おそらく?)は足を噛み千切られたり、追い立てられたり、触覚を噛み千切られたりとひどいケンカをします。
これがまぁすごいもので、一度相手の足に噛み付いたら離さない上、やられるほうはやられるほうで必死に噛み返そうとする・・・獅子奮迅の戦いです。
そして次に刺激を受けると臭い汁をだします。
ゴミムシダマシ系全般に言える事だと思いますが、独特のなんか嫌な匂いを出してくるんですよね。
ちなみにそんなに気になる程度ではなく・・・言うなら・・・
車の皮製シート方向の悪臭といいますか?
とにかくカメムシほどではないので大丈夫だと思います。
汁といっても軽く匂わせる程度の場合と、首の付け根から白い白濁液(匂いの元らしき汁)を出す場合があって・・・後者は結構強烈です。
とはいえやっぱりカメムシよりは大丈夫な・・・皮製品の独特のにおいをきつくしたようなものですからそんなに気にするほどではないと思います。首の付け根から出ますから首の付け根に注意さえすれば素手で触っても匂いは付きません。

四章 「産卵管の長さとタマゴを産むにあって」
産卵管はとても長く、尻を軽く地面に立てて産卵管を土に入れて産むという形です。
長さは自分の胴体並みにあって、アリクイの舌を思わせる動きを見せてくれます。ちょっと気持ち悪いんですけどww
そういう特徴のため、床材が浅いと産卵をしない傾向があるようです。後々の幼虫の住処にもなるわけですから深めに作っておきましょう。ミルワームの成虫の場合潜ることがまちまちありますが・・・(産卵のためと思われる。)
湿ってるか湿ってないかは気にしないようです。でも湿ってるときの方が良く産卵してる光景を目にする気がします。最初だけ湿った床材を用意して、乾いたらそのままというのがいいかと。(ちなみに私は土系の床材といったらヤシガラを愛用しています。知る土の中では科学的にも雑菌的にも一番清潔な土なので。その上財布にも優しく、大容量というメリットだらけ。燃えるゴミにも出せる上、保湿性も高めです。)
いちいち湿ってる状態を保つ必要はないです。むしろ湿ってるとジャイミルの糞からアンモニアなどが発生して死ぬことが多くなります。

五章 「幼虫の育成」
幼虫はとても食欲旺盛で、ばかばか食べて大きくなっていきます。
あごが大きく硬いものでも食べれそうですが、やはり柔らかい方が嗜好性が高いです。
ちなみにお腹が減ってるときは私の指まで食べようとして噛み付いてきましたが、薄皮一枚が精々ですww
とはいえ同じ場所を何度も噛まれたら肉までいきそうだな・・・・と怖いことを想像させる位にはしっかりしてるあごです。
生餌ですから、食べる生態のことを考えるとカルシウム剤が強化配合されてることの多いカメの餌がお勧めです。
私はカメプロスを使ってます。
また、「脱皮直後の消化の良い状態のジャイミルをあげるのが良い」と世間一般で言われてますが、脱皮直前は餌を食べずにお腹を空にしてから脱皮してる状態のため、体内に餌が無い+脱皮で体力を消耗してる状態と考えて私としてはあまりこの状態での餌やりは好ましくないと考えています。
温度をしっかり保っていて、あげすぎなければ、まず消化不良にはならないのであまり気にする必要もないと思いますし・・・・
まぁあくまで私の考えですので参考程度にしてくださいな。

これにてジャイミル解体新書を終えます。
まだ不明な分が微妙にありますが・・・
雌雄の見分け方とか、縄張り争いの緩和法とか(他ブログで沢山のジャイミル成虫を一つのケージで飼っていた人がいたため、おそらく排他的になるのは数が少ないときのみと思われる。)。
ひとりでも多くの生餌自家繁殖者の力になれることを祈ってww

質問があれば遠慮なくコメしてください。出来る限りで答えますよ。
ぴくちゃぁ 347

左が幼虫。右が成虫。分ける必要は特別無いですが、タマゴも食べられちゃうかなとおもって分けました。
スポンサーサイト


テーマ : エサ昆虫の養殖 - ジャンル : ペット

03:34  |  雑記や餌虫とか  |  TB(1)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

*Comment

★承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
 |  2011.10.09(Sun) 13:24 |   |  【コメント編集】

★承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
 |  2012.11.28(Wed) 11:11 |   |  【コメント編集】

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

*Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://mitaao.blog108.fc2.com/tb.php/389-8770b585

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

★ジャイアントミルワーム(ツヤケシオオゴミムシダマシ)成虫 オス・メスの見分け方

雌雄について、ちょっとした調べもの。 自前で写真を撮ろうとしても動きが早すぎるので、よそのサイト頼み。 ジャイアントミルワーム(ツヤケシオオゴミムシダマシ)では、 成虫の顔面(頭楯)の形が♂♀の違いです。 普通のミルワーム(チャイロコメノゴミムシダマシ)...
2011/08/18(木) 09:26:39 | PE2HO

▲PageTop

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。